2017League of Legendsプロシーンを振り返って
12月11日にアメリカで行われていた2017 All-Starイベントが終了し今年のLeague of Legendのプロシーンイベントは終了した。
今年はlolのプロチームの試合を初めて熱心に観戦した年でもあった。
とは言っても1月から行われたSpringSpritとMSI(Mid Season Invitation)、Rift Rivalsはしっかり観戦できなかったのだが...
さっそく振り返っていってみよう
LJL 2017 Summer Split
なんといってもLJL 2017 Summer Split Finalを現地で観戦できたことは素晴らしい体験だった。僕がlolのプロシーンを初めて観戦したのはTwitchでやっていた去年のWCS2016 Final SKT1 VS SSGだった。その時現地での盛り上がりを画面越しながら驚いたのは覚えている。
このSummer Split Finalでは実際に現地でその熱狂を肌で感じることができた。1killおきるたびにおこる歓声やバロンの駆け引き、試合の決着。その一瞬、一瞬が本当に楽しかった。特別RPGやDFMのファンではないのだがRPGサイドにいたのでRPGを応援して、彼らが勝利したときは自分もうれしくなってしまった。
今回のFinalでは4000人分のチケットが即完売という状況だったらしく、海外のゲームの大会でここまで受け入れられているLeague of Legendsというゲームの凄さを感じた大会だった。
いつかは東京ドームのような大きい箱でWorldsの決勝を見てみたいとも強く思う。そして来春のSpring SplitのFinalも現地で観戦したい。
World ChanpionShip 2017
WCS2017ではRPGが予選の予選でボロボロになってしまい、まだ世界と日本の実力差をまざまざと見せつけられた瞬間だった。
次のステージで、僕はEUのFnaticを応援していた。僕のメインレーンはADCで最も好きなADCプレイヤーがFnaticのRekkles選手だった。とにかくCCSをとるのが上手い選手で、集団戦での立ち回りも上手い。
しかしFnaticは初回から不調な立ち上がりで第一週目は0勝3敗、第2週目は初戦も落とし0勝4敗。準々決勝進出は不可能かと思っていた。しかしここからFnaticは3連勝し準々決勝進出をかけたGMB戦でも勝利を納め奇跡の4連勝を起こし準々決勝進出を決めた。
IMT戦でギリギリの勝利をもぎ取ったRekkles選手の勝利の雄たけび
準々決勝で中国のRNGに3-1で負けてしまうものの来年の活躍には期待せずにいられない。
さて、その中国チームだが今回は地元ということもあり準決勝に2チーム、韓国VS中国という図式が出来上がった。RNGはSKTを追い詰め、SKTに勝ってしまうのではと思った人も多いだろう。しかしそこはSKT。この大会中SKTが負けてしまうのではないか、という場面は多かった。しかしSKTは見事にはね返し逆転勝利を収めていった。例え後一歩でSKTが負けると思っても彼らは逆転勝利しこのチームに勝てるチームは存在しないのではないかと感じさせられた。決勝が終わるまでは。
Woeld ChanpionShip Final SKT VS SSG
奇しくも2017年のFinalは去年と同じSKTelecom T1 対 Samsung Galaxy
SSGにとってはリベンジマッチだ。
や
を見てみると去年のCrownの悔しさや覚悟が伝わる。もちろんCrownnだけじゃなくSSGの面々それぞれが同じ思いだっただろう。
そして試合が始まってみればまさかのサムスンの2連勝。しかしここからSKTは逆転していく。これまでの試合を見てきた人ならこう思うのではないだろうか。今年のSKTはBOTレーンがダメだとか、調子が悪いとか色々言われていたが、それでも逆転し、決勝までコマを進めてきた。
第3戦目、SSGの優位は動かなかった。勝ちを焦ってるのかと見られる場面もあったがまさかのストレートで優勝を果たした。
何より視聴者の目に焼きついたのは敗れた後のFakerの姿だろう。
リザルト画面を隠し涙するFaker
SKTとしては悔いの残る試合だったのだろうが、それでも世界一のプレイヤーが決勝でこんな姿を見せるのも今年のWorldsがどれだけドラマチックだったかを表しているだろう。
今年のテーマ曲はLegends never die、まさにといった曲だろう。
ALL STAR 2017
ALLSTARでは中国チームの活躍がここでも目立っていた。韓国チームが少しチグハグな感じはしたが、それでも中国チームがしっかりと勝利を収めた。中国が韓国をWorldsで打ち負かす日が来るのは遠くないと思えた。
また決勝で中国の相手だったLMSも相当に強く来年はLMSに注目して観戦してみよう。
80分超えの試合になったのは笑ってしまったが。。
こんな所だろうか。ゲームをここまで競技性の高いものに仕上げ、試合をエンターテイメントに仕上げるRiotにはただただ感服するばかりだ。
この盛り上がりの大きさがいつの日か日本にも届くことを願う。